横浜ハンドメイドマルシェに初出店!作ったものは売れない?売れる?
自分の手作りの作品をもっと多くの人に届けたい、そして、売れたら嬉しいな…そんな気持ちを抱えている方も多いのではないでしょうか。しかし、ハンドメイドマルシェに出店したいけれど、「準備ってどうすればいいの?」「どうやって始めたらいいの?」と不安で一歩を踏み出せない方もいるかもしれません。そこで今回は初めてのハンドメイドマルシェ参加に向けた準備方法を、実際に出店するためのステップとして解説します。
自分の作品を分析しよう
・まず最初に、あなたの作品についてじっくり考えてみましょう。
ハンドメイドマルシェで成功するためには、まず自分の作品の特徴を深く理解することが重要です。以下のポイントを確認してみてください。
・自分の商品の特色やストーリーは?
どんな素材を使っているのか、どんな手間をかけて作ったのか、そしてその作品にはどんなストーリーがあるのか。
それをしっかりと把握し、来場者にどのように伝えるかを考えましょう。
・定価や活用方法はどんな感じ?
価格設定も非常に大切です。自分が納得できる価格でありながら、ターゲット層が購入しやすい価格帯に設定することを意識しましょう。
このように自分の作品をしっかりと理解することで、どのように販売していくかが見えてきます。
マルシェを調査してみよう
・マルシェのテーマやコンセプト
マルシェによっては特定のテーマやコンセプトのようなものがある気がします。デザインフェスタとハンドメイドマルシェは、それぞれの雰囲気や特徴が少し異なるように感じます。そのテーマに合った商品を出すことで、より注目を集めることができます。
・ターゲット層の反応
どんな人たちが集まるマルシェなのかを調べ、その反応や雰囲気を把握しておきましょう。お客さんがどのような商品に興味を示しているかを知ることができます。
・出店に必要なコストや条件
出店には料金が発生する場合があります。どのくらいのコストがかかるのか、また出店に必要な条件を事前に確認しておきましょう。
出店準備を整えよう
・商品ディスプレイ用の備品
商品をきれいに並べるためのテーブルクロスやディスプレイアイテムを用意しましょう。目を引く配置やスタイルにすることで、来場者の関心を引くことができます。
・看板や価格表
看板や価格表を用意して、商品が一目で分かるようにしましょう。また、商品に込めた想いやコンセプトが伝わるようなメッセージを添えると、さらに印象が良くなります。
・在庫管理表・購入決算アプリ、おつり
売れたものを管理できるアプリや在庫表の用意
現金だけ販売の場合はお釣りの用意をします。
キャッシュレスが進んでいるので決算アプリやツールがあると便利です。
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SNSで出店を宣伝
・Xを最大限に活用!
フォロワーが100人にも満たないこのアカウント。
正直、どれだけの人に届いているのか分からないまま、作品のことを少しずつつぶやいていました。
そんな中、先日のイベントで思いがけない出来事がありました。作品を展示していた私のブースに立ち寄ってくださった方が、「アカウントで見た作品を直接見たくて来ました」と声をかけてくださったのです。まさかこの小さな発信が誰かの足を運ぶきっかけになるなんて…。その瞬間、心の中がじんわりと温かくなりました。
事前の宣伝や作品を作る過程、想いを発信することの大切さです。
たとえ小さな発信でも、誰かの心にしっかりと届いていることがある。これからも自分なりのペースで発信を続けていきたいと思いました◎
↓作家活動アカウントでポスト
ヨコハマハンドメイドマルシェに出展します🐻♡
シュールでゆるゆるした
雰囲気がお好きな方は
ぜひお立ち寄りくださいませ♡
——————
🐻6/29(土)のみ出展
🐻M-83
🐻ゆるいくまのイラスト
〜よぴこのイラスト部屋〜
——————#ヨコハマハンドメイドマルシェ #くまさん pic.twitter.com/JIT325Ho6F— よぴこ|ゆるいくまのイラスト (@yopico_illust) June 16, 2024
Instagramの発信も大切です。
写真をみてほしいと思ってくれる方が多くいます!
(インスタ用の写真が間に合わず投稿できなかったですが…泣)
第1回を経験として楽しもう!
初めての出店はワクワクと不安が入り混じる瞬間ですが、まず大切なのは楽しむ気持ちです。売れるかどうかを心配しすぎず、これからの経験が自分にとって大きな財産になります。初めてのチャレンジだからこそ、焦らずに自分のペースで進んでいくことが大切です。
まずはこの貴重な一歩を楽しみながら踏み出していきましょう!
実際のブースはこんな感じです!
お客さんとの会話は大きなヒント
実際に商品を手に取ってくれたお客さんとの会話は、非常に貴重なフィードバック源です。どんな点に興味を持ってくれたのか、どの部分に疑問を感じたのかを聞くことで、今後の商品改善に役立つアイディアが浮かぶことがあります。また、お客さんが「こんなデザインがあったらいいな」と言ってくれることもあります。そのようなリクエストは、次回作や新作のヒントになります。積極的にお客さんとのコミュニケーションを取ることで、自分の作品をより魅力的にするための気づきを得られます。
・あいさつ、声かけをする
・お客さんの質問に丁寧に答える。
・どの商品が特に興味を引いているかを観察する。
・会話の中で得たアイデアや改善点をメモしておく。
次回の準備を完璧にするための資料保存
初めての出店後には、必ず反省点や成功した点を振り返ることが大切です。どのアイテムが特に売れたのか、どんなディスプレイが効果的だったのかを記録しておきましょう。また、他の出店者とのやり取りや、良いと思った展示方法もメモしておくと、次回の準備に非常に役立ちます。
・反応が良かった商品やディスプレイを記録する。
・売れなかった商品についても、なぜ売れなかったのかを考え、次回に活かせるように振り返る。
・商品に対するお客さんの反応をしっかりメモする。
SNSやブログで体験を発信
自分の体験をSNSやブログで発信することは、次回の出店に向けた準備に大きく役立ちます。出店者や来場者に向けて自分の存在を知ってもらうことができます。さらに、自分の体験をストーリーとして伝えることで、フォロワーとの関係性も深まります。
・出店後に参加した感想や学びを投稿。
・出店準備やディスプレイの写真をシェアする。
・SNSでフォロワーからの反応をもらい、次回に向けての励みにする。
初めての出店では、必ずしも思うように売れないこともあるかもしれません。しかし、それを一度の失敗で終わらせずに、どんな体験も次回の成功へつなげる貴重なステップとして活用しましょう。お客さんとの会話、反省点の記録、そしてSNSでの発信など、すべての経験が次に活かせる大切な財産です。
売れないのか?売れるものは?
結論
”売れます”
1つも売れないんじゃないかと不安でしたが、思っていた以上にブースを覗いてくれた方の反応がよく手にとっていただけました。
私が今回ハンドメイド出店に向けて作成した新作のアイテムは全てお迎えしていただくことができました!
そして、黒字でした◎
ハンドメイドマルシェに出店して、思うように売れなかったと感じるかもしれません。しかし、売れないからと言って作品が悪いわけではありません。実際、売れる作品の特徴としては、独自性があり、見た目が魅力的で、価格設定が適切であることが多いです。しかし、売れるかどうかはタイミングや場所にも大きく依存します。大切なのは、何度も挑戦していくことです。
どんな商品が売れるのかを知るためには、実際に出店して反応を見ながら改善していくことが必要です。出店後のフィードバックを元に次回の準備を進めることで、より売れる商品を作り上げることができます。
実際に訪れたハンドメイドマルシェでの体験から、賑わっていたブースの特徴をいくつか挙げておきます。
・SNSを使った事前告知
売れるブースではSNSを駆使して、事前告知をしっかりと行っているところが多いです。「SNSで見て気になっていたので来ました!」というお客様の声が聞かれることもしばしば。SNSを活用することで、足を運んでもらいやすくなります。
・ディスプレイの魅力
人が集まっているブースでは、商品が目を引くディスプレイがされています。空間を最大限に活用し、見やすくて目立つ配置がされていることがポイントです。
・気さくで親しみやすい接客
売れている作家さんは、接客がとても親しみやすく、気さくです。「いらっしゃいませ」と堅苦しくなく、笑顔で「こんにちは」「よかったら手に取って見てくださいね」と声をかけることで、立ち止まったお客様がゆっくり商品を見やすく、居心地の良い雰囲気を作ることができます。
売れやすい商品とは?
・アクセサリー(ピアス、ネックレス、ヘアゴムなど)
・スマホケース、ポーチ、バッグ
実際に横浜ハンドメイドマルシェに出店してみて、常にブースが賑わっていたと感じたのは以下のようなアイテムでした。
これらは特に反応が良く、多くの方が手に取っていました。また、ぬいぐるみなどの可愛らしいアイテムも人気がありました。
さらに、素材や質にこだわった高価格帯のアイテム(5,000円〜20,000円程度)にも注目が集まっていました。ターゲット層に合ったデザインやコンセプトであれば、高価な商品でも手に取られる方が多い印象です。
まとめ
横浜ハンドメイドマルシェへの初出店では、思った以上に多くの人々がブースに足を運んでくれました。売れる作品の特徴としては、独自性があり、視覚的に魅力的で適切な価格設定がされていることが挙げられます。成功するためには、事前のSNS宣伝や目を引くディスプレイ、親しみやすい接客が重要です。また、アクセサリーやポーチ、バッグなどの実用性のあるアイテムが人気で、質にこだわった高価格帯の商品もターゲット層に受け入れられています。何度も挑戦し、改善を重ねることで、より多くの人に作品を届けられるでしょう。
\手作りでつくったアイテムたち/
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